オープンフィールドネットワーク「CC―Link協会」(CLPA)の新幹事会社に、5月12日付けで米国・スリーエム社(3M)が加わった。
3Mは、米国ミネソタ州セントポール市に本拠地を置く世界的化学・電気通信材メーカー。FA産業機器向けコネクタの大手メーカーでもあり、これまでもCLPAのレギュラー会員として、テクニカル部会やマーケティング部会などに参加し、CC―Linkファミリーの仕様策定、普及に取り組んできた。
特に、パワークランプコネクタはCC―Link通信用推奨コネクタとして、リンクコネクタはCC―Link/LT用標準コネクタとして採用され、またe―CONに準拠したミニ・クランプコネクタは、CC―Linkネットワーク用I/O機器のセンサーインターフェースとして採用されている。CC―Linkの幹事会社は、IDEC、コグネックス、デジタル、日本電気、三菱電機で、今回3Mが加わり6社になった。
CLPAは今年で設立10周年を迎える。
今年3月現在で、パートナー会社数は1331社(うち海外は815社と全体の61%)。また、全世界で使用されているCC―Linkファミリー接続製品の累計出荷数は705万ノード、接続製品数も1047機種となっている。