パナソニック電工は、小型UVセンサを搭載し、製造工程でのUV照射強度確認や、キャリブレーションが可能なLED方式SPOT型UV照射器「Aicure
UJ30シリーズ」を発売した。オープン価格。年間6000台の販売を目指す。
「Aicure
UJ30シリーズ」は、同社従来機種よりさらに表示をシンプルにし、操作性を向上させた。ハイパフォーマンスモデルの「UJ35」は、専用の新開発小型UVセンサを装備している。
このUVセンサは、高さ5ミリ(同社従来機種比7分の1)の小型化を実現。製造工程からLEDヘッドを動かすことなく、UV照射強度が確認できる。
キャリブレーション機能により、実際に製造工程にUV照射器を組み込んだ照射位置での、UV照射強度の自動調整が可能である。
操作時に使用するボタンは、MODEボタンのみのシンプルな表示で、LEDヘッドの照射設定値・温度・累積照射時間と切り替わり、快適な操作性を実現した。
照射条件を設定、変更するボタンは3つだけで、LEDヘッドの設定や各種の設定条件を数字と単位で同時に表示する。
長期間安心して使用できるグローバル3年保証(コントローラのみ)付き。
温度フィードバック制御、4つのLEDヘッド独立制御、外部アクセスコントロールプログラム照射、60VA低消費電力、CEマーキング、RoHS対応など従来機種の優れた機能を継承している。