計測・制御・監視の大手メーカーであるチノーは、業界で初めて植物ザゼンソウの温度制御のしくみを応用したZ制御組み込み形デジタル指示調節計「DB1000Z」を発売した。
省エネルギーと外乱抑制効果が高く、しかも従来難しかった制御にも適用できるとして注目を集めている。
新製品のデジタル指示調節計「DB1000Z」は、ザゼンソウのフィードバック形発熱制御システムと最小エネルギーで発熱制御を行う制御アルゴリズムに、同社の持つ高い制御技術を融合し、より優れた制御特性を実現している。
このZ(ザゼンソウ)制御組み込み形DB1000Zは、省エネルギー優先モード(ZECO)と立ち上がり速度優先モード(ZRISE)の2モードを搭載している。
省エネルギーと外乱抑制効果に優れており、温まりやすく冷めにくい、温まりやすく冷めやすい、外乱、非線形特性などの制御対象に安定した威力を発揮する。
指示精度はプラスマイナス0・1%、制御周期0・1秒。マルチレンジ入力、マルチ設定機能、スケーリング機能など多彩な機能を備えている。
(http://www.chino.co.jp)