理化工業は、温度制御をはじめとした工業用制御機器の総合メーカーとして幅広いラインアップを誇っている。
新製品のプログラム調節計「PF900」は、DINサイズ96ミリ角で、99パターン×10セグメント~10パターン×99セグメントの幅広い範囲で柔軟なプログラム設定ができ、32パターン×32セグメント設定にて全パターンリンク時、最大1024セグメントプログラムを実現可能。
また、プログラム調節計専用の新制御アルゴリズム「RSS(ランプ・ソーク・スタビライザー)」(特許出願中)を開発、ランプ制御(傾斜制御)開始時の追従性向上と、ソーク制御(定値制御)移行時のオーバーシュート抑制を同時に行い、プログラム制御性が一段と向上した。さらに、サンプリング周期は、高速に変化するプロセス量制御用に0・05秒の高速応答制御型、0・1秒の標準型、安定性を追求した0・25秒の高分解能制御型などが切り替えで使用できる。
表示も必要な状態表示が1つの画面ででき、キャラクタ表示もすべて11セグメントのため判りやすく、スタンダード液晶表示のほか高輝度ホワイト液晶表示タイプもラインナップ。(http://www.rkcinst.co.jp)