日立製作所と三菱重工は、海外向け鉄道システム事業で協業する。グリーン・モビリティのひとつとして鉄道システムの評価が高まっているが、両社は海外の都市内鉄道システム案件で適宜、マーケティングから開発、設計、製造、調達、エンジニアリング、建設、工事、メンテナンスに至るまでの幅広い分野で協業していく。
両社の持つ製品ラインアップの相互補完などで、地下鉄などを含めた在来型の通勤車両、全自動無人運転車両システム、軽量軌道交通などの新交通システム、モノレールなど都市交通にかかわる様々な交通システムのニーズに応えていく。
両社は鉄道システム全般及び車両、通信、電力、軌道などの各要素で先進の製品・技術、ノウハウを有している。
こうした力を海外での鉄道システム事業展開に活かすことで、新たな展開を図る方針。