パソコン周辺機器/産業用パソコン/ネットワーク機器の総合メーカーであるコンテック(漆崎栄二郎社長)は24日、電源断保護機能を搭載し書き替え回数の把握で寿命予測が可能な産業用SSD(ソリッドステートデバイス)「PC―SSDシリーズ」を発売し
た。
産業用は厳しい耐環境性や静粛性が求められており、新製品はハードディスクに代わるストレージデバイスとして最適である。
新製品PC―SSDシリーズは、使用周囲温度〓40~〓85℃の幅広い温度環境で使用でき、耐振動も15Gを保証している。
また、モータなどの可動部品を使用していないため静粛性にも優れている。
さらに、高信頼性のSLCタイプのNAND型フラッシュメモリを採用したことに加え、全領域で書き込みの平準化を行う制御機能を備えており長寿命化を図っている。
安全性・信頼性をより向上させるため、電源断によるデータ破損の可能性を低減する保護機能を新たに搭載したほか、専用ユーティリティソフトで現在までの書き替え回数などを把握、寿命予測を可能とするなど新機能が盛り込まれている。
標準ラインアップは、2・5インチSATAインターフェイスで2GB/4GB/8GB、2・5インチPATAインターフェイスで1GB/2GB/4GB/8GBの合計7タイプ。本体価格は5万3000円~8万8000円。
同社では、カスタム対応も行う。