電設大手の河村電器産業は、業界最大の展示会2010電設工業展の主要イベントとして権威ある製品コンクールで、電子式配線用遮断器「eM―BREAKER」が「独立行政法人労働安全衛生総合研究所理事長賞」を受賞した。同社の入賞は5年連続の快挙である。遮断器では2年連続となる。
優れた技術力と時流の先見性に対し、顧客は同社への満足度をさらに高めることになりそう。
同社は2006年の製品コンクールでトラッキング火災を未然に防ぐ「プレトラックコンセント」が独立行政法人労働安全衛生総合研究所理事長賞を受賞してから、今年の受賞で5年連続となった。
07年は超小型電力量測定器「スマートロガー」で日本電設工業協会会長賞、08年にデータセンター専用電源システム「Power―NEXTシリーズ」で日本電設工業協会会長奨励賞、09年には薄型分岐ブレーカ「ブレード・ブレーカ」で国土交通大臣賞を射止めている。
そして今回は電子式配線用遮断器「eM―BREAKER」が独立行政法人労働安全衛生総合研究所理事長賞を受賞した。
同社の製品コンクール受賞製品は顧客満足度が高いことから、売り上げ増加につながるものと見られる。