ODVA日本支部では、「ODVAカレッジ2010」を、東京・大崎のゲートシティホールで6月23日開催、約50人が参加した。
「産業用ネットワークプロトコル『CIP』の今…導入事例と最新技術の紹介」をテーマに、昨年までの「CIP
on
tour」の装いを変えて企画したもの。
セッションプログラムでは、ODVA日本支部伊藤浩代表の「ODVAの活動状況紹介」の後、「CIPユーザ導入事例」として日産車体の活用状況がオムロンから行われ、「CIP対応機器の継続的な開発を求める声が強くある」ことなどが報告された。
また、「EtherNetネットワーク構築のポイント」としてシスコシステムズから、「EtherNet/IP構築の留意点及びCIP新機能の紹介」がロックウェルオートメーションジャパンから、「EtherNet/IPケーブルについて」が倉茂電工から説明が行われた。さらに「フィールドネットワークの概要と今後の展望」でデジタル、「最先端省配線ネットワークCompoNetの導入ソリューション」としてオムロンなどからそれぞれ紹介された。
協賛会社によるEtherNet/IP接続デモや展示も行われた。
なお、ODVAでは「ODVAカレッジontour」として、10月に全国4カ所で展示とセミナーを予定している。日程は10月6日大宮、8日名古屋、13日広島、15日熊本で、名古屋を除いて初めての開催。