光洋電子工業はロータリーエンコーダーのスペシャリストとして高い実績を誇り、機種も用途に応じて幅広くそろえている。
中でも、小型・高分解能のインクリメンタル型エンコーダー「TRD―2Eシリーズ」は、外径φ40ミリ、奥行き36ミリ、シャフト径φ6ミリの小型タイプ。エンコーダーの小型化・高分解能化ニーズに応えて3600P/Rまで拡大した。
オープンコレクタ/ラインドライバ出力で、短絡保護回路や逆接続保護回路がついている。また、保護構造もIP54を実現し、使用周囲温度も〓10℃~〓70℃と、悪環境下でも高い信頼性を発揮。
TRD―N/NHシリーズは、Nがソリッドシャフト径φ8ミリ、NHがホローシャフト内径φ8ミリで、高機能型ではシリーズ最高の3600・5000P/Rを実現した。トーテムポール出力とラインドライバ出力で、保護構造はIP50・65をクリア。
いずれも、高分解能化により、速度・位置制御に対する信号応答性を良くしており、より制御性を高められる。
用途は、2E、N/NHが一般産業機械、NHは産業モータに最適。
(http://www.koyoele.co.jp)