ネミコンは、40年の歴史を誇る産業用ロータリーエンコーダの国内トップブランドで、φ12ミリの小型から高機能・高分解能型まで幅広い機種を取りそろえている。また、顧客の各種カスタム要求にも、技術力とフレキシブルな生産対応力によって長年培った強みとなっている。
昨年4月より、米国先端技術系企業アバゴ社の一員となり、その半導体技術・電子回路技術・光学系技術を取り入れたローコストのロータリーエンコーダの開発に共同で取り組んでおり、このほど発売した「48Tシリーズ」は、その共同開発の第一弾製品。
外径48ミリ、高さ33・3ミリのコンパクト設計、堅牢なダイキャストハウジング、1回転2500パルス・6信号形と応用範囲の広い汎用タイプ仕様で、しかもアバゴグループの海外生産で低価格化を実現している。
また、応答周波数は、200KHz、〓20℃~〓85℃と広い使用温度範囲で安定した出力特性を発揮する性能も大きな特徴。
なお近日、新製品として、磁気式でステンレス製の耐環境性に強いエンコーダと、防爆タイプのエンコーダを発売する。
(http://www.nemicon.co.jp)