三菱エンジニアリングは12日、超音波表面弾性波方式を採用した17型液晶タッチパネルモニター「TSD―ST173―C」を発売した。オープン価格。生産ライン管理システム向けや公共施設の情報端末などに年間1000セットの販売を計画。
17型液晶タッチパネルモニター「TSD―ST173―C」は、超音波表面弾性波方式を採用している。
この方式は透過率が高く画質に優れるほか温度などの環境に左右されにくいため、指など超音波を吸収する柔らかいものにも反応する。
映像信号入力は、アナログ入力とデジタル入力の2系統を標準装備している。またタッチセンサーインターフェースとしてRS232CとUSBの2系統あり、システム環境に合わせて自由に選択できる。
このほか(1)長寿命設計により高い耐久性、信頼性を確保(2)ステレオスピーカーを装備などの特徴を持っている。
主な仕様は次の通り。
▽表示色=1670万色▽使用周囲温度=5~35℃▽電源=AC100V50/60Hz▽消費電力=38W▽重さ=約9・5キログラム▽外形寸法=幅390×高さ410・5×奥行き250ミリ(スタンド含む)。