MonotaRO アスクルと購買連携 大手企業向け販売窓口拡大

工業用間接資材通信販売のMonotaRO(モノタロウ、兵庫県尼崎市西向島町231―2、〓06―4869―7111、瀬戸欣哉社長)は、7月からアスクル(東京都江東区、岩田彰一郎社長兼CEO)が運営する購買管理システム「SOLOEL(ソロエル)」と連携を開始、大手企業向けに販売窓口を拡大する。

今回の連携は、SOLOELを利用する大手企業から、「SOLOELを通じてMonotaRO商品を購入したい」という要望に応えるもの。

SOLOELのサービス内容は、購買システム・購買業務代行サービス・購買改革コンサルティングの提供が基本。SOLOELを通じた購買プロセスの見える化により、間接材調達の単価低減、業務工数削減のための業務プロセス改革など、総合的かつ継続的な調達・購買業務改革を支援する新しい間接材一括電子購買サービスである。MonotaROは現在、購買を多角的にサポートするSOLOELなどの大企業向け購買システムを通じ、購買窓口を拡大している。

今後、社内に新設した専属チームを中心に購買システムとの連携を軸とした、個々の大手企業に対応する購買システムの開発・構築や商品販売など、大手企業向け販売窓口を積極的に拡大する方針である。

同社では、今後も顧客に対し、資材調達にかかるコスト、及び時間を削減するべく、利便性の高いサービスを提供していく方針。

なお、同社は切削工具や研磨材など工業用資材から自動車関連商品、梱包・補修・清掃・安全・事務用品に至るまで、現場・工場で必要とされる製品100万アイテムを販売しており、10年6月現在の利用ユーザー数は、約50万3000件に達している。

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