信明電機は、DCソレノイド制御技術を応用した自動復帰ブレーカ「オートロックブレーカ」を発売しているが、誘導雷の多発する地方の工場、ホテル、店舗、ゴルフ場などの設備電源や携帯電話基地局の電源、自動販売機などの無人設備に好評である。
落雷地方では誘導雷、加電流によりサーキットブレーカが遮断されるケースが多い。その場合、これまでは現場に出向き手動でブレーカを復帰させる必要があった。
オートロックブレーカは、ブレーカをマイコン制御により自動復帰させる製品。
遮断を検知してから一定期間を置いてブレーカを復帰させるが、復帰動作が30分以内に設定回数以上を繰り返したり、復帰動作後1秒以内の再遮断を2回繰り返すと永久遮断するため安心である。
また、正常期間が30分を超えると復帰回数がクリアされる。
このほか(1)保守データとしてトータル復帰回数がLED表示される(2)復帰データは不揮発性メモリに記憶され電源を切っても保持され、リセットも可能(3)サージアブソーバを内蔵し機器への誘導雷の侵入を防止―などの特徴を持っている。
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