オープンフィールドネットワークEtherCAT
テクノロジーグループ(ETG)のマーティン・ロスタン
チェアマンは、ETG日本支部のメンバーミーティングで来日して本紙の取材に応じ、「今年度中にメンバー数を世界で1500~1600社、日本でも150社を突破したい」と語った。また、「今年12月開催のセミコンJapanへ出展することを決めた」ことも明らかにした。
ETGのメンバー数は今年6月末で、1375社と1年間で36%増加している。特にアジアで45%増加するなど大きく伸びており、日本も36%増えて128社になっている。
ロスタン氏は「日本は独、米に次いで世界で3番目にメンバー数が多い」とし、日本の国際的な力を評価した。ETGの認証テストセンターも、ETG本部のあるドイツに次いで、日本が2カ所目として、京都高度技術研究所内(京都市下京区)に昨年9月開設されている。
ETGでは、日本を中心としたアジアでの普及を加速させるために、セミナーの開催や展示会への出展などで理解を深めてもらう活動を継続し、「ETGを欧米だけでなく、アジアのスタンダードにする」(ロスタン氏)方針だ。