三菱電機は「西日本メカトロニクスサマーフェア2010」を兵庫県尼崎市の同社西日本メカトロソリューションセンターで15、16の両日開催した。約800人が来場し、当初の売り上げ目標3・5億円を上回る4・5億円の売り上げを達成し有意義なフェアとなった。
同フェアは、同社の産業メカトロニクス機器の新製品を展示し、製造現場への革新と課題に対する効果的なソリューションを展開するプライベートフェア。
産業メカトロニクス製品は、エネルギー設備、鉄道車両などの社会インフラ機器の製造や、建設機械、半導体、家電の製造装置など、主用産業の製造工程で使用されており、景気の先行指標と言われている。西日本会場では、同社の放電加工機のメインシリーズ「新型高精度ワイヤ放電加工機」、高速・高出力で生産性を向上させる「炭酸ガス二次元レーザ加工機」、放電表面処理装置「MS
Coating」などが展示された。
同社メカトロ事業推進部加工機戦略グループ本多弘幸マネージャーは「今回のポイントとして、当社の産業メカトロニクス機器を中心に、関連するメーカーとのコラボレーションも推進し、企業が抱える様々な課題に対してソリューション解決できる提案も行った。加工技術セミナーを併催したこともあってか、当初の目標金額を大きく上回る成果が得られ、非常に手応えを感じている」としてい
る。