近畿電子部品卸商組合(KEP、岡本弘理事長)は7月例会として、星和電機本社工場の見学会を21日開催した。
星和電機は、1949年設立の電機メーカー。標準品のほか特殊品の受注生産も手掛け、ニッチ市場に向けた経営が特徴で、少数ロットや短納期などキメ細かい顧客対応を行っている。
現在は、オプトデバイス製品、情報表示システム照明・制御機器、配線保護機材、ノイズ対策関連製品、メカトロニクス製品の6つのコア事業を展開し、新領域への拡大も図っている。特に、オプトデバイス製品の中心であるLED照明は、LEDのベアチップから製品化まで一貫して生産しており高い評価を得ている。
当日は、同社の事業概要説明を受けた後、本社工場内でのLED照明の使用例、屋外で展示されているLED信号灯、LED製品の製造現場、さらにショウルームを見学し見学会を終えた。
見学会冒頭、あいさつに立った岡本弘理事長は「LED照明は今後、産業・民生分野問わず、人間が生活するあらゆる分野で普及するだろう。LED照明を詳しく理解する絶好の機会にして頂きたい」と語った。
なお、KEPでは9月例会として9月21日に音羽電機工業「雷テクノロジーセンター」見学会を予定。