3.3.1
基本部FBの設計
切出のFB例は、図11による。
b)分岐・合流モード制御のFB設計
搬送ユニットのFBを単に集めても“分岐"及び“合流"という機能を実現することはできない。各搬送ユニットのFBに適切な指示を与えたり、逆に搬送ユニットからの応答または各種検出結果を受けたりすることで、動作仕様にある“分岐モード"及び“合流モード"の制御(破線囲みの部分)を担当する機能が必要になる。(図12.)
分岐モード制御及び合流モード制御についても、搬送ユニットと同様に、まずはこれらの制御を入力、制御内容及び出力という観点で仕様を明確にする。次に、制御の入力及び出力をFBの入力ピン及び出力ピンというように割り当てる。この作業の結果、分岐・合流モード制御FBは、表4のようになる。
(つづく)
【日本電機工業会PLC技術専門委員会プログラミング・ツール分科会の「PLCアプリケーションの開発効率化指針」から転載】