分岐点

アマゾンマーケットで工学書を調べていたら、解説本「やさしい国際標準PLC―制御システムの技術的課題解決のために」が売りに出されていた。日本配電制御システム工業会発行、当社出版部が受託制作・発売なので気になり販売価格を見たら、呆気に取られた。定価2500円に対し、希少本として3825~7500円の値札を付けている。

IEC61131―3に準拠した国際標準PLCの初の入門書として、工業会の制御・情報システム部会とPLCopenJapanの方々が制御システム技術者の視点でまとめた。1年半前に発刊し初版は売り切れたが、今も購入の問い合わせがある。「IEC言語でプログラミングする若い技術者に読まれる内容」と評価していた執筆者の確信と笑顔が読者を増やした。

確かに笑顔は商いを後押しする。ある営業社員は挫けそうになると必ず口にする言葉を持っている。「仕事がつまらなければ心が病み『傷売』となる。お客様も気付いて声を掛けなくなり『消売』に至る。営業は飽きない(商い)、笑顔で楽しく働けば『笑売』となり、お客様も集まって『勝売』となる」。

どなたか忘れたが、ある経営者は相談に来た社員に対し「元気。勇気。夢適う」を毎日3度声を出して唱えなさい、必ず実現するから、と言う。早速に真似たが、失敗だった。近くにいて聞こえたのであろう、見ず知らずの人に変人扱いの目で見られ赤面した。ただ、壁に当たった時、他人の所為にせず、それを超える思念の言葉を持つ人は確かに強い。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG