デジタル(大阪市住之江区南港東8―2―52、〓06―6613―1101、大谷宗宏社長)は、「東大グリーンICTプロジェクト」において、活動報告と今年度の活動開始発表会で、タッチパネル付き表示器導入による「ecoの見える化」の実現について報告を行った。
同プロジェクト(代表・東京大学工学部報理工学系研究科江崎浩教授)は、東京大学が08年6月に産学連携の実証検証として発足させたプロジェクトで、江崎浩教授をリーダーとし、同大学本郷キャンパス工学部新2号館を対象に、ITによる省エネと、IT環境自身の省エネの両立を実証するために設立された。
産学連携型コンソーシアムとして45組織(32企業、13団体)でスタート。2年間の活動を経て、その活動及び成果が認められ10年4月1日から、同大学全学のコンソーシアムプロジェクト「東大グリーンICTプロジェクト」として再組織された。また、幅広く活動を行うため50組織(36企業、17団体〓予定含む)で再組織された。
5月に開催された活動発表会では、電力表示端末とエアコン操作表示器の2点が報告された。
電力表示端末では、誰でも気軽に見ることができる情報端末として、様々な情報をビジュアルで表現できる同社のタッチパネル付き表示器を組み込んだ。ソフトウェアはシムックスの電力モニタリングシステム・電力計測情報サービスを使用。各教室で誰がどの機器を、どれだけの電気量で使用しているかを見える化している。