コンピュータ用無停電電源装置(UPS)、サーバ用冷却装置のエーピーシー・ジャパン(東京都港区芝公園2―4―1、〓03―6402―2001、内藤眞社長)はこのほど、大阪オフィスを移転するとともに、「大阪モデルルーム」を開設、8月4日に販売パートナー・関係者を招き「APCパートナーセミナー」を開催した。
同社は1996年に設立、主にコンピュータ用のUPSやサーバ用冷却装置の製造販売を中心に業績を拡大、最近ではデータセンター向けの各種運用機器で実績を上げてきた。大阪オフィスは04年に開設し、関西地区での拠点固めを行ってきた。
このほど業容拡大のため、8月3日付けで大阪オフィスを大阪市北区中之島2―3―33、大阪三井物産ビル5階(〓06―6202―8255、FAX06―6202―8256)に移転するとともに、西日本地区での販売強化、さらに販売パートナーなどの支援を強化する目的で、同フロアに大阪モデルルームを開設した。
4日開催したセミナーでは、インフラ関係の販売パートナーやディストリビュータ、さらに今後注力するFA分野の商社の担当者など、約30人が参加した。
セミナーでは、同社の戦略及び今後の方向性が説明された後、主力UPSである「SmartUPSシリーズ」や、モジュール式大容量UPS「Symmetraシリーズ」、冷却システム「InRow」、「モジュラー型PDU」などの製品紹介が行われた。さらに、構成支援ツールやキャンペーン情報などが満載の同社関連販売支援サイトも紹介された。その後、同社のUPSや空調関連製品が実際にデモされているモデルルームを見学した。
大阪オフィスでは、大阪オフィス移転とモデルルーム開設を機会に、製品群の積極的なPRを行うとともに、西日本地区でのパートナー関係をより強化拡大し、特に、FAルートの拡充を進める方針。