経済産業省は日本機械工業連合会と共催で、「第4回ロボット大賞」の募集を開始した。ロボット産業を将来、我が国の基幹産業の一つに成長させることを目的として、2006年度から最も将来の市場創出への貢献度や期待度が高いロボットを選出している。
ロボットを、「センサー、知能・制御系、駆動系の3つの技術要素を有する、知能化した機械システム」と定義し、08年9月から今年9月までに日本国内で活躍したすべてのロボットや部品、ソフトウェアを対象としている。
(1)サービスロボット部門(オフィス、家庭、公共空間などで各種サービスを行うロボット)(2)産業用ロボット部門(工場などの生産現場で製造の一部を担うロボット)(3)公共・フロンティアロボット部門(災害時の生存者探索、災害復旧、宇宙・深海調査など特殊な環境で働くロボット)(4)部品・ソフトウェア部門(ロボットの一部を構成する部品またはソフトウェア)の4つに分かれている。
募集締め切りは9月30日。発表は11月中旬。