サーボモータ市場が堅調に拡大を続けている。中国、韓国を中心としたアジア地域向けの外需が大きな牽引役となっており、1年前に比べるとV字回復ともいえる状況となっている。旺盛な受注に対して一部で部品などの手当てが間に合わず、納期対応に苦労しているメーカーも多い。製品面でも、使い易さに重点を置いたチューニング操作に各社とも独自の工夫を凝らしており、加えて高速・高精度制御、セーフティ、ネットワーク化などへの対応も進んでいる。半導体・液晶製造装置、工作機械、電子部品実装装置、建設機械などサーボモータの需要に繋がる市場はいずれも急回復しており、しばらくはこの状況が続くとする見方が強い。下期の動向によっては、一気に過去最高であった2007年度超えの可能性も出てきそうだ。
堅調に拡大続けるサーボモータ市場 中国、韓国中心にアジア地域向け外需が牽引
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。
オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています