山武 電源確保が困難な用途に最適電池駆動タイプのエア流量計を追加

山武は、工場内のエア使用量の可視化を促進するエア管理用メータ「MCF」に、電池駆動タイプ=写真=を2日から販売開始した。

価格は3万5000~8万円(本体、電池ボックス、U字ボルト、接続コード)。初年度1000台の販売を計画。

今回、新たに電池駆動タイプのエア流量計を追加、工場内の設置用電源の供給を行うことが困難なエリアでも「エア流量計を設置して省エネ対策を行いたい」というユーザーの課題に応えた。

MCFの電池駆動タイプは、単3乾電池4本で約3年間使用でき、電源工事が不要なため、配線設置工事費用の削減などトータルコストの削減が可能になる。

また、防水構造はIECのIP65の防塵・防水保護構造に適合し、洗浄機付近などの水周り周辺にも設置できる。

さらに、拡張レンジ機能を装備した50対1の広い計測範囲(最大/最小計測範囲の比率)により、エア漏れの把握が可能となっている。

MCFは、空気・窒素専用の質量流量計として、工場内におけるコンプレッサの省エネルギーを目的に、エアの漏れ量や使用量を計測し、どこでどれだけエアを使用しているのか、可視化を行うためのツールとして使われている。

同社では、最初のステップとして簡単に導入しやすいように工夫して開発した。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG