三菱電機関西支社は2、3の両日、同社関西支社で「三菱電機トータルセキュリティーソリューションDIGUARD(ディガード)展示会2010」を開催、2日間で約1000人が来場した。
近年、機密漏洩や犯罪への備えが重視され、機密管理・内部統制などの法的な制約に対する対応がますます重要視されている。
同展示会は、「安心・快適で一歩先を行くセキュリティー」をテーマに、顧客のセキュリティーニーズに応える同社のトータルセキュリティーソリューション「DIGUARD」を提供する展示会で、ビル、オフィス、工場、店舗などで使用される最新のセキュリティー製品・システムが展示された。
会場は、ビル・オフィス・工場ゾーン、店舗ゾーン、特別展示コーナーの3ゾーンに分けられ、以下の内容が出展された。
「DIGUARD」の各種システムは、入退室管理システム、映像監視システム、業務システムなどの連携によるトータルセキュリティーシステムと、保守・運用管理サービスの一体展開により、顧客の様々なニーズに対応するセキュリティーソリューションを展
開。
「セキュリティーシステム連動・エレベーター行先予報システム」は、混雑時のエレベーターの輸送効率を約15%向上できる国内初のシステムで4月1日から発売中。
新型デジタルCCTVシステム「MELOOK―DG」は、監視カメラシステムの新製品で9月15日から発売される。
同社は、トータルセキュリティー事業を展開するために07年11月にトータルセキュリティー事業推進部を新設。DIGUARDをコンセプトに展示会などの事業展開を行ってきた。
特に関西支社は、ビル・工場・店舗・鉄道・自動車・FAシステムなど幅広い顧客層を持っており、トータルでのセキュリティーソリューション事業が可能である。今回の展示会をバネに関連事業の拡大を図っていく方針である。