三菱電機は、高精細・高感度で拡張性に富んだ監視カメラシステム「デジタルCCTVシステムMELOOK―DGシリーズ」=写真=を発売した。システム構成は、ネットワーク固定カメラ「NC―6000」希望小売価格7万円、同ドーム型カメラ「NC―6600」8万9000円、同レコーダ(HDD搭載)「NR―6040」150万円、同ビューワ「NR―SW8100DG」オープン価格。
MELOOK―DGは、同社が独自に開発した「スーパー・ファイン・ビューII(SFVII)」機能を搭載しており、逆光や低照度など見えにくい場所をより鮮明に監視するカメラシステム。
SFVIIは、監視対象とその背景など照度が異なる画像データを、適切画質に自動設定する画像処理機能。逆光補正映像の階調を従来の10〓から12〓へ増やし、明暗差の大きい逆光でも自然な映像に補正、従来比4倍の表現力を持つ。
デジタルノイズリダクション(DNR)により、薄暗い通路や非常階段なども鮮明に表示する。
加えて、最低被写体照度0・25ixのデジタル増感が、低照度下で速く動く被写体の残像やブレを抑制する。
約123万画素のSXVGA(1280×960)の高精細画像を、毎秒30コマの滑らかな動画で高画質表示する。また、SXVGAの映像をそのまま長時間記録できる大容量4TB(テラバイト)HDDを搭載している。
監視PC1台で、カメラ512台、レコーダ255台まで一元管理が可能。さらにセキュリティシステム間の連携を実現する独自のセキュリティ構築プラットフォーム「DIGUARD
NET」に対応し、同社の入退室管理システム「MELSAFETY―P」と連携可能で、拡張性の高いセキュリティシステムが構築できる。