【名古屋】中部経済産業局が、発表した6月度の中部管内の金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、281億6300万円で、前年同月比146・2%増と7カ月連続して前年を上回った。また、前月比は2・6%減となった。
国内受注は、一般機械工業向けが44億3900万円と5カ月連続、自動車工業向けが29億7200万円と6カ月連続して前年を上回り、全体でも前年同月比135%増と7カ月連続して前年を上回った。前月比は22・9%減。
海外受注は、北米向けが7カ月連続、ヨーロッパ向けが6カ月連続、アジア向けが8カ月連続して前年を上回り、全体でも前年同月比152・1%増と7カ月連続して前年を上回った。また前月比は11・8%増。
国別に見ると、1位の中国が49億3700万円(前年同月比224・4%増)で、以下、アメリカが45億7000万円(同32・7%増)、韓国が29億4500万円(同1545・3%増)、ドイツが14億8800万円(同396%増)、カナダが7億3500万円(同528・2%増)とそれぞれ増加している。
販売額は、182億7000万円、前年同月比78・1%増と3カ月連続して前年を上回った。また、前月比は9・1%増となった。
受注残高は、1069億9600万円、前年同月比33・9%増と3カ月連続して前年を上回り、前月比は7・3%増。