星和電機は、国内初となる屋内外の防爆エリアで使用でき、従来の蛍光灯より明るさをアップした安全増防爆形LED照明器具「LGBA0612シリーズ」=写真=を発売した。オープン価格。初年度販売目標は1000台。
灯具本体は、放熱性に優れたアルミダイカストを採用。効果的な放熱対策を行うことで、4万時間のメンテナンスフリーを実現。
屋内外で使用することが可能で、従来の蛍光灯40W×2灯相当品に比べ、明るさで約37%アップした。
明るさが同等の条件(同社計算条件)では、設置台数を約15%削減でき、トータルの消費電力は約33%低減(同社比)でき、CO2削減に大きく貢献する。
また、灯具は同社従来品比38%の小型化、質量は約11・5キログラム(直付形)で同15%の軽量化を実現。施工性の向上にも貢献する。
防爆性能は水素防爆に対応する。使用可能な危険場所はZone2、防爆構造ed3aG4、IEC保護等級はIP65。光源は白色LED66W、水銀レスで環境負荷を低減するほか、紫外線レス・赤外線レスで虫が集まりにくく、被照射物に優しい照明である。
取り付けバリエーションは、直付形(バイブ最短)、パイプ吊形、ブラケット形、スタンド1形、同2形、特殊直付形の6タイプ。