IDECは、中期経営計画の重点項目である中国での事業体制強化の一環として、日本語で同社製品の購入や技術面をサポートするジャパンデスク(日本語対応窓口)の強化を図る。
同社は現在、10年度を初年度とする中期経営計画を進めており、その重点項目の1つとして販売重点エリアである中国での事業体制強化を推進している。
その具体的施策として、中国でも安心して同社製品の購入や技術面をサポートするために、日本語による現地でのテクニカルサポートを行うジャパンデスクの強化を図るもので、9月20日から開始した。
従来、同社のジャパンデスクは、製品購入に関するサポートがメインであったが、年々、増加傾向にある技術相談に的確な対応を行うため、日本人エンジニアによる体制を整えたもので、サポート内容は、製品に関する質問、技術的な相談、安全セミナー・商品説明会の開催、機械安全に関する相談など。同社では、こうしたジャパンデスクの強化により、日本国内から中国に輸出する各種機器や装置、さらに、中国に進出する企業の自社設備に、安心して同社の製品が搭載できる体制を整えた。
さらに、中国でも広がりつつある機械安全への取り組みに対しても、機械安全について高い専門知識を持つ同社のエンジニアが個別に相談を受けたり、セミナー開催を行うなど幅広い対応を行っていく。
なお、ジャパンデスクの名称と住所は次の通り。「愛徳克電気貿易(上海)有限公司」、上海市延安東路700号、Tel021―5353―1000、eメールはjapan‐Desk@cn.idec.com。