各種防爆機器メーカーの宮木電機製作所(京都府亀岡市大井町並河3―16―18、Tel0771―24―7401、河原耕嗣社長)は、独自に開発した圧電素子を使用した防爆形電子ブザー「ESN2―N」=写真=を発売(特許申請中)、現場警報に最適な防爆電子ブザーとして好評を得ている。
同社が開発した防爆形電子ブザーは、現場警報に最適な圧電素子を独自技術により防爆化し採用した。国内で初めてAC電源、DC電源両タイプをラインナップした。防爆仕様は、水素防爆対応(ExdeII
B+H2T5)で、保護構造はIP65。使用環境温度は0度~40度で、相対湿度は85%(結露ない場合)。電源はDC24VAC100~220V。
音量は約80dBと、共鳴器付き防爆ヘッドの採用で大音響を実現した。ブザーパターンは、3KHz連続音のほか、ピー・ピー/ピーピーピー/ピピピ/ピ・・ピ・・ピ・・/ピポピポ/ピポリ
ピポリ/とうりゃんせの8種類から選択でき、ボタンをクリックするとブザーを視聴することが可能。複数台の使用時、警報音が区分できほか、連続鳴動も可能である。ケース部の材質はSUS304。
停止ボタン付きも製作可能で、同社では、ほかのユニットと組み合わせを希望する場合も対応するとしている。