東京都電機卸商業協同組合(TEP、廣瀬芳重理事長)と東京都電機厚生年金基金は、「年金・経済特別講演会」を全国家電会館で16日開催、約65人が参加した。
年金講演会では、みずほ年金研究所の青木孝俊専務理事が「国際会計基準の改正及び厚生年金保険の課題について」と題し行った。
一方、経済講演会では、第一生命経済研究所の長濱利廣主席エコノミストが「どうなる?今後の日本経済!二番底回避も回復は来年度以降」と題して行った。
長濱氏は、外需を牽引している中国経済について「高い伸びが続いたことで、少しの伸び鈍化も心配になるが、2011年度からの新5カ年計画でさらに経済が加速する」と述べ、「日本も企業収益回復で来年度は賃金が増え、景気は再加速する」と、来年度以降の拡大に期待を示した。