パトライト(大阪市中央区松屋町8―8、Tel06―6763―8001、澤村文雄社長)は、業界で初めてパワーコンディショナに直結可能で、計測用PCが不要な「太陽光発電量表示ボード」(フルドットLED表示ボード型式#VM96A―108TE―S□、7セグメントLED表示ボード#VE25―304S―S□型)=写真=を発売、好評を得ている。
太陽光発電量表示ボードは、パワーコンディショナに直結可能で計測用PCが不要。太陽光発電量を分かりやすく表示するフルドットLEDの表示ボードで、「クリーンエネルギーの見える化」を図る。計測用PCの導入費用や、ランニングコストがカットでき低コストで運用できる。
パワーコンディショナと、同表示ボード合わせて最大31台の接続が可能。個別設定が可能で設置場所に合わせた表示ができる。フルドットと7セグメントの両表示ボードを、同時に接続して使用できる。
現在の発電電力、当日の発電電力量、CO2削減量などの表示項目を設定済みの状態で出荷するため、導入時の複雑な設定が不要。表示ボードへ電源と通信線(RS―485)を接続するだけで、すぐに使用できる。
表示ボードは、接点入力やLAN経由での通信制御により、表示の内容を切り換えることが可能。発電量表示のほか、館内案内や緊急情報など様々な表示が可能である。
また、表示ボードの集中管理ができ、LAN経由での作画データ転送や、表示ボードに収集された発電情報データの取り出しが可能。CSV形式でパソコンに保存できる。
さらに、別売りのソフトウェア(VM―WinR
1・35以降)使用により、各表示ボードをネットワークで接続でき、1個所で各表示ボードを集中管理することが可能。