ワゴジャパンは、コネクタ端子台の新製品として「DIOステーション」を近日発売する。新製品は、製造装置のセンサ・アクチュエータなどの入出力機器とPLCの接続を効率化し、トータルコスト低減を実現できる。電線接続部は「ケージクランプ」スプリングによるワンタッチ・ダイレクト結線で、圧着端子や圧着工具が不要。センサ接続部は3極コネクタで簡単に着脱ができ、センサ線は指操作で接続できる。
システムは、(1)PLCとの中継部となる「ブランチモジュール」(2)センサ・アクチュエータ等の設置部近くに配置する「DIOステーション」(3)モジュールとステーションをつなぐMILケーブルの3つで構成。
DIOステーションは、8点入出力で、ブランチモジュールには4個のステーションが接続でき、合計32点の入出力を効率良く省スペースで実装可能。
電源は、ブランチモジュールからステーションに分岐されているため、電源用の端子台が不要で省配線を実現。
主な特徴は、(1)DIOステーションは幅わずか65ミリの超小型ながら8点の入出力機器が接続可能(2)DINレールにワンタッチ取り付けでき、セルフストッパ付きで固定金具が不要(3)ブランチモジュールから入出力機器に電源供給など。
(http://www.wago.co.jp)