山武は、事業者全体の温室効果ガス排出量やエネルギー消費量の総量把握・管理を支援するインターネットSaaS/ASPサービス「CO2マネジメントシステム」のラインナップとして、エネルギーデータ自動収集端末機「CO2モニタリングターミナル(CMT)」=写真=を開発、レンタルでの提供を開始。
CO2マネジメントシステムは、2009年1月に販売開始し、事業者全体のエネルギー/CO2の総量把握、各事業所のエネルギーデータ把握(使用状況)などが安価かつ手軽に行える商品として、40企業、3000以上の事業所に導入実績を持つ。
今回開発したCMTは、建物のエネルギーデータを自動収集する端末機で、建物内に設置されている電力量計の検針データを1日毎に自動収集するため、データ入力作業が不要になり、よりきめ細かなエネルギー管理が可能になる。
従来は月単位だったデータ管理が1日毎に行えるようになり、タイムリーなエネルギー/CO〓排出量把握が可能。また、使用エネルギー量やCO〓排出量の大きい系統を抽出することも可能で、省エネ施策立案に役立てることができる。グラフデータとして「室内快適性の分析結果」を配信するため、省エネと快適な温熱環境の両立を図れる。
レンタル価格は約50万円/年(通信費等を含む)。