デジタル(大阪市住之江区南港東8―2―52、TEL06―6613―1101、大谷宗宏社長)は、太陽光の反射を抑える低反射の高輝度タッチパネル付き表示器シリーズに、大型の12・1型を2機種追加発売した。標準価格は、マルチメディア対応タイプ「GP―3650U」61万8000円、CANOpenネットワーク対応タイプ「GP―3600U」=写真=60万8000円。初年度販売目標は2機種で1000台。 GP―3650U、GP―3600Uは、表示部の構造をシンプルにすることで、太陽光の入る場所でも反射を抑え、画面がハッキリ見える外光反射防止機能を搭載したタッチパネル付き表示器。 さらに、バックライトにLEDを採用した高輝度液晶を搭載。輝度は従来機種の2倍以上でありながら、消費電力を従来機と同等に抑え環境に配慮している。 今回発売する大型の12・1型タイプは、「もっと大きな画面で使用したい」、「CMなどの映像や、防犯カメラ画像の表示や録画再生をしたい」というニーズに応え、マルチメディア対応タイプのGP―3650Uと、欧州を中心にFA以外でも広く使用されているネットワークCANOpenに対応したGP―3600Uの2機種。 同社は、低反射・高輝度シリーズとして09年4月に5・7型タイプを発売。工場内だけでなく、特殊車両・駐車場・駐輪場・ガソリンスタンドに設置されている料金収受機、電気自動車用充電スタンド、洗車機や空調設備などの屋外設備、ビルの屋上に設置される防災施設など多様な業界で採用されている。 また、CANOpenは、欧州を中心に全世界で使われているオープンネットワーク。仕様が公開され世界中のメーカーが対応機器を販売しており、世界同時不況の影響が少ないとされる鉄道、ゴミ収集車や建機などの特殊車両、食品機械、医療機器などの分野でも採用されており、FA市場以外の分野でも普及拡大を見せている。
デジタル外光反射防止機能を搭載12・1型表示器2機種追加
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