東海ECは、産業用太陽光発電システム用の「タッチパネル式小型計測モニタ」を開発した。従来のパソコンを使用した計測システムに比べて安価にシステムを構築できる。
同社が、FA制御で培った技術を活用。パワコンとの直接通信により、発電電力・累積発電電力量など報告用データの保存、運転状況のモニタリング、異常ログの記録など必要な機能だけに特化した小型で信頼性の高い計測モニタになっている。
計測CPUには、ボードCPUを使用。パワコンとのRS485通信には、誘導雷対策のサージアブソーバを組込み済み。モニタは5・5インチTFTカラー液晶で、パネルにはタッチパネル方式を採用。計測データはSDカードにCSV形式で保存でき、パソコンで活用できる。計測装置部分とモニタ部分は、有線でも無線でも接続可能。
パワコンの状態(運転・停止・異常)のモニタ、パワコン単位のデータモニタ(状態・発電状況など)、太陽光発電システム全体の稼働状況などのモニタが行える。(http://www.tokaiec.co.jp/)