東洋電機の「CC―Link対応空間光伝送装置SOT―MSシリーズ」は、業界最高速度の10Mbpsのデータ伝送が可能で好評を博している。
用途としては、ケーブル配線のできない移動体通信に最適で、自動倉庫内の荷物用可動台車などへのデータ伝送利用に適している。
製品の特徴としては、業界最高速度の10Mbpsを達成、ケーブルでの伝送速度と同じ速度でデータ伝送が可能となった。従来の伝送速度ではソフトウェアを必要としていたが、今回の新製品ではケーブルの伝送速度と同じになったため、ソフトウェアが不要。
CC―Link協会の認証を取得した製品で、最大200メートルまでの空間をデータ伝送可能。
コネクタ式のため、ケーブル接続も容易となっている。
ユーザーのメリットとしては、この空間光伝送装置を使用することで、搬送設備の新たな省配線システムが実現でき、ソフトウェア作成が不要なため短期間にシステム構築が可能となり、設備のコストダウンに貢献する。
(http://www.toyo‐elec.co.jp)