日本配電制御システム工業会(JSIA、盛田豊一会長)は11月19日、東京・浜松町東京會舘「オリオンルーム」で恒例の技術セミナーを開催する。今回は話題の「スマートグリッド」と「機械安全対策と生産性」の2題をテーマに、ビジネスチャンスの視点から配電制御システムとのかかわりを探る。受講料は会員が無料、会員以外2000円。定員50人。工業会の事業の一環である技術セミナーは、配電制御システム各社のコスト削減対策、新技術、ビジネスチャンスに関する内容で毎年好評を得ている。
今回は官民一体となって推進する新成長戦略の中核である「スマートグリッド」を取り上げ、配電制御システム業界がどのような領域で事業展開を可能にできるかなどを探る。また、機械安全対策を生産性の面から解説し、生産性と安全性の向上を図るソリューションを紹介する。いずれのテーマも時宜を得た内容で、新たなビジネス展開に大いに参考になる。
▽午後1時15分~2時15分【オムロンが考えるスマートグリッドとビジネスチャンス=スマートグリッドをエネルギーの情報化と捉えビジネスを創出。同社が提唱のスマートコミュニティを紹介】(オムロン環境事業推進本部スマートコミュニティ推進部長・佐野仁彦氏)
▽午後2時20分~3時20分【生産性と安全性を向上する新たなソリューション@E・Terminal
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PM+Sの紹介=制御系と安全関連系の稼働監視を同時に行うことで制御+安全データを情報化し一元的に見える化し、安全と生産性の向上を図る】(富士電機システムズ制御・安全ソリューションセンター制御・安全システム第1部・戸枝毅氏)
▽午後3時30分~4時30分【スマートグリッドの現状とエネルギーの見える化=政府・電力・民間で始まっている、太陽光発電、風力発電、蓄電池、スマートメーターなどを組み合わせ効率的に再生可能エネルギーを利用するスマートグリッドの現状について概要・動向を説明】(三菱電機機器営業第1部市場開発課配電制御エンジニアリングチーム配電制御技術担当課長・大城尊士氏)。