電子部品製造・販売のダイトエレクトロンは15日、大阪市淀川区の本社会議室において、「FeliCaソリューションセミナー2010
in
大阪」を開催した。
FeliCaは、ソニーが開発した非接触型ICカードの技術。FeliCa技術を利用した電子マネーや電子乗車券、おサイフケータイは急速にシェアを拡大しており、ICチップのグローバルでの出荷累計は、今年3月末時点で4億4900万個を突破している。
現在、FeliCaにおけるアプリケーションの要求が高まっており、今後、使用される分野の拡大が確実視されている。
同セミナーは、ダイトエレクトロン情報システム部赤澤弘之部長のあいさつの後、ソニーFeliCa事業部の渡邊誠担当部長が、普及が進む電子マネーなどFeliCaの最新動向や、低コストでセキュリティ機能を簡易化した「FeliCa
Lite」、有線端子付き無線モジュール「FeliCa
Plug」などについて説明を行った。
次にビー・ユー・ジー営業本部の大島貴之マネージャーが、FeliCaリーダ/ライタ「ピットタッチ」について説明を行い、最後にダイトエレクトロン情報システム部梅野常男氏が、同社のオリジナル製品であるFeliCa
Liteカードソフトについて紹介した。
来場者からは質問が相次ぎ、FeliCaに対する関心の高さが伺えた。