日本電気計測器工業会主催の「計測展2010
OSAKA」が10月6日から8日の3日間、大阪市北区中之島のグランキューブ大阪(大阪国際会議場)で開催された。
同展は国内最大の計測・制御技術の専門展で「計測と制御で創る、未来の地球~エネルギー革新技術への提言」をテーマに開催。計測(見える化)と通信制御(ネットワーク)によるスマートグリッドをはじめ、これらに関わる新規ビジネスに対する様々なソリューションが提案された。
会場は、カンファレンスゾーンとテーマ展示ゾーンの2つのゾーンで構成。テーマ展示ゾーンは、「コンセプト」「スマートグリッド」「省エネ」「環境計測」「セーフティ」の5コーナーで、世界の動向、最新技術、具体事例などが紹介された。
また、エネルギー・環境分野における計測制御技術の取り組みを、産官学の3つの視点から立体的に解説し、幅広い最新技術、具体例などが紹介されたほか、両ゾーンでは、エネルギー・環境分野での計測機器業界が果たす国際標準化(共通のものさし作り)や、技術革新貢献の役割なども紹介された。
3日間にわたって行われた基調講演、フォーカスセッションでは、日本を代表する企業がそれぞれの立場から環境問題への取り組みを紹介し、ビジネス提案を行った。