山武の2011年3月期第2四半期連結決算は、売上高993億2300万円で対前期比6・3%増、営業利益37億9200万円で同55・0%増、経常利益36億6400万円で同58・3%増、当期純利益12億8500万円(前年同期2億700万円の損失)となった。
事業別売上高は、アドバンスオートメーション(AA)事業が、378億7300万円で同10・3%増、ビルシステム(BA)事業が421億9100万円で同5・5%増、ライフオートメーション(LA)事業が171億1300万円で同3・6%減、その他が29億5200万円で同39・6%増。制御機器及び産業システムのAA事業は、半導体・フラットパネル製造装置や工作機械、工業炉向けに制御機器の販売が伸長した。営業利益も11億8000万円と、同7億円の損失から黒字に転換した。
11年3月期は、売上高2250億円(同6・0%増)、営業利益160億円(同29・2%増)、経常利益155億円(同22・6%増)、当期純利益82億円(同31・4%増)を見込んでいる。
部門別売り上げは、AA事業が840億円(同9・2%増)、BA事業が1030億円(同6・5%増)、LA事業が340億円(同2・1%減)、その他が50億円(同6・2%減)を見込んでいる。