富士電機システムズ変換効率94%以上実現スイッチング電源を発売

富士電機システムズ(白倉三徳社長)は、スイッチング電源「FH02500UAD」=写真=の販売を開始した。標準価格は7万円。初年度3000台、2年目以降年間2万台の販売を予定。

新製品は省エネルギー、高効率化を目的とした業界規格のひとつ「80PLUS
Platinum」に適合しているのが最大の特徴。80PLUSは、電源装置が20%~100%出力時に、変換効率が80%以上の基準(効率に応じて4段階あり)を満たした製品に付くもので、同社の新製品は、最高位の効率基準であるPlatinumランクをクリアし、電源負荷率50%時に効率94%以上となっている。

また、電力密度(出力電力/電源体積)は、同社従来比で1・3倍の1・7W/CCを実現している。さらに、電源内部情報を通信機能により上位装置と送受信可能(PSMI準拠)。

入力電圧はAC100・200V共用。外形寸法は、101・6(幅)×41(高さ)×355(奥行き)ミリ。

主な用途は、通信機器、半導体製造装置などの産業用機器など。

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