ワゴジャパンは、好評のプログラム可能型Ethernet対応リモートI/O750シリーズをフルモデルチェンジし、近日発売する。従来シリーズと比較してプログラム用のメモリ容量を倍増し、処理速度の高いCPUを採用するなどで、全体の処理能力を格段にアップし、価格は据え置いた。従来品も併売する。
今回のラインナップは750―881:Ethernetフィールドバスコントローラで、プログラムメモリ512KBを1MB、データメモリ256KBを512KB、CPU処理速度を約2倍、RJ45ポートを1個から2個(スイッチ機能内蔵)にそれぞれ増やした。またSDカードスロットを装備した750―880、プログラミング機能を持たない750―352も順次発売を予定。
Ethernet対応のフィールドバスコントローラは汎用性が高く、製造ライン、制御機器、ビルの空調・照明制御のほか電力デマンド監視やデータ収集用途などに幅広く使用されている。PC・PLCの能力やデータ伝送速度の向上と共に用途が拡大しプログラムも複雑化してきたため、従来モデルでは容量や処理能力が足りなくなる傾向にあった。今回のシリーズをラインナップすることで、今後の用途拡大に対応する。
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