エム・ティー・エル・インストゥルメンツは、今年1月1日よりクーパー・インダストリーズ・ジャパンに社名変更して、クーパーグループの一員として活動をスタートさせている。
昨今のサージに関する要求が高くなっているなかでの雷害対策機器として、駅舎や工場、オフィスでの信頼性と稼働率という2つをキーワードにして、製品を提供している。サージ対応の製品は約2000種類にも及ぶが、雷害防止用のSPDとして、太陽光発電用にこれまでのMA3350シリーズにDCタイプを追加し、1000V、600V、500Vと国内外を問わない電圧仕様にまで対応した。従来通り100kAの電流遮断機能を内蔵しているため、ブレーカーやヒューズの省略可能な機能を持っており、直撃雷と誘導雷の波形にも対応している。また、ネットワーク用についてはPoEの規格がIEEE802.3afからIEEE802.3atに変わったが、それに対応した、ZB24571とZB24590もラインアップしている。販売累計100万台を突破というベストセラー製品のSDシリーズは、安全計装の規格であるIEC61508(SIL2)の認定を取得するとともに、サージ耐量を20kAにアップ。(紙上参加)
(http://www.cooperindustries.jp)