日本開閉器工業は操作用スイッチの総合メーカーとして、グローバルナンバーワンを目指した取り組みを強めている。「Inter
BEE2010」には同社の誇る放送機器関連で新感覚の操作感を持つスイッチ群を多数出展する。
主な出展製品は、有機ELディスプレイロッカIS、有機ELディスプレイカラーIS、高解像度IS、高解像度コンパクトIS、5線式透明タッチパネルFTシリーズ、4線式透明タッチパネルFTシリーズ、照光式押ボタンスイッチKP10/KP02シリーズ、同シリーズ突起ボタン付き、照光式ラバータイプ押ボタンスイッチNP01シリーズ、照光式押ボタンスイッチYB2シリーズ、同シリーズ防水形及び外輪照光フラットボタンなど。
このうち、業界に先駆けて操作用スイッチに有機ELを採用した多機能押ボタンスイッチ&表示モジュール「有機ELディスプレイ
カラーIS」は、ハイカラー(16ビットカラー:6万5536色)により、リアリティのある美しい映像表示が、コンパクトな画面に再現でき、しかも、高鮮明・高解像度・高コントラストな画面は、わずかな色の違いやニュアンスも繊細、かつメリハリを持たせており、視野角も180度とあらゆる角度から確認できる。
カラーOLEDの寿命もこのほど、従来の2倍の3万時間に延ばして、業界トップクラスを実現した。長寿命化で一層採用しやすくなり、放送・映像・音響機器や医療機器などは幅広い分野で使用できる。
放送機器展には、ISシリーズの「高解像度タイプ」と「高解像度コンパクトタイプ」「有機ELディスプレイ
ロッカIS」も展示し、幅広いバリエーションをアピールする。
中でも、有機ELディスプレイ
ロッカISは、ロッカスイッチ表示部に有機ELを採用して、「選択」と「決定」の機能をひとつのスイッチで行えるようにした完結型・新発想スイッチ。0・92インチの大型表示で、高コントラストと高視野角により、細かな文字も確実に認識できる。(http://www.nikkai.co.Jp)