「Inter BEE 2010」11月17日~19日・幕張メッセで開催主催=日本電子情報技術産業協会 音と映像と通信のプロフェッショナル展 世界最先端のハードとソフトを披露情報交流やビジネス創出の場として

音と映像と通信のプロフェッショナル展「Inter
BEE2010(国際放送機器展)」(主催=日本電子情報技術産業協会)が、17日~19日までの3日間、幕張メッセで開催される。会場時間は午前10時~午後5時30分(最終日は午後5時)。入場は無料(登録制)。
Inter
BEEは、音と映像と通信のプロフェッショナル展として、国内外のトップレベルの放送機器、映像機器、音響機器、照明機器、周辺アプリケーションやソリューションが一堂に会する国際展示会として、今年で46回目を迎える。米国のNAB、欧州のIBCとともに、放送技術の推進役を果たしてきた。

Inter
BEEは、放送機器を展示するために1965年秋、日本民間放送連盟(民放連)からの呼びかけで第2回民放技術報告会の併設展として、東京・虎ノ門の発明会館において出展者12社でスタートした。第2回の開催にあたり、民放連と電子機械工業会(現電子情報技術産業協会/JEITA)との共催となり、第3回からは当時新しくオープンした、東京・北の丸の科学技術館に会場を移した。第4回からは主催が電子機械工業会となり、民放連は協賛団体として開催している。

その後、第10回から日本放送協会(NHK)も協賛団体となり、放送機器ユーザを対象とした専門展示会として注目されるようになり、国内展としての地位を確立した。

第11回には特別展として併設した「これからの放送―テレビ多重放送」の公開実験が注目を集めると、13回から出展者数・来場者数共に劇的な伸びを示し、14回目からは海外からの出展と来場者も増加している。

第18回からは、会場を東京・平和島の東京流通センターに移し、科学技術館の2・5倍に展示スペースを拡張。会場移設を契機に、海外からの参加者増を受けて名称を現在の「国際放送機器展(Inter
BEE)」に変更している。

展示レイアウトも、プロオーディオ部門、放送関連機材部門、カメラ・VTR・スタジオ装置部門の3部門構成として専門性を明確化したことで、来場対象者が放送局からソフト制作会社、CATV関係、公共施設、放送設備導入会社など、広範な分野に広がりを見せるようになった。

第21回からは、会場を東京・池袋サンシャインシティのコンベンションセンターTokyoへ移し、展示スペースを1万3000平方メートルに拡大。出展者数は250社を超え、国際展示会として国内外に認知されるようになってきた。

同時に、放送機材カタログ集の発行、国際シンポジウムなどのイベント開催、来場者の完全登録制などの様々な新しい施策を打ち出した。

第26回からは現在の幕張メッセに会場を移し、展示スペースは2万平方メートルとなって以降、約5年毎に展示ホールを1つずつ増床し、現在の4万7000平方メートルまで規模を拡大している。

来場者数は、第34回より3万人を超え、放送機器分野の展示会としては、世界3大展示会に位置づけられるようになった。

今日、メディアのデジタル化によりコンテンツの多様性が広がる中、Inter
BEEは放送機器展の枠を超え、映像コンテンツ製作技術と配信技術に関するメディア総合展示会へと変貌を遂げつつある。世界最先端の技術が披露されるInter
BEEは、プロフェッショナルのニーズに応え、国内外のマーケットを視野に入れ、業界情報を着実にターゲットへ発信する効果的で有意義な情報交流やビジネス創出の場として定着している。

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