自動認識大手の東研(春山安成社長)は、ラインを止めることなく高速移動の読み取りも可能にしたダイレクトマーキング用固定式2次元イメージャー「TFIR―3171」=写真=を発売した。
TFIR―3171は、Cマウントレンズ採用により読み取り距離、シンボル密度、ワーク素材色など多様な条件下でも正確な能力を発揮する小型2次元イメージャーで、グローバルシャッターの採用によりラインを止めることなく高速移動の2次元コードを読み取れる。
低品質のマーキングに対する画像前処理機能、読み取り状況に合わせて自動設定できるテーブルモードなどの機能を備えている。
インターフェースに100BASE―TのLANを採用、高速通信で画像データの送信やネットワーク経由でのメンテナンスに対応。
このほか(1)外形47×49×87ミリ、重さ245グラムの省スペース設計。金属製ベース付きで多方面からの取り付けができる(2)クラス最高性能のデコーディング技術(3)CMOSセンサー採用によってバーコードの読み取りに適した画像撮影が可能(4)Cマウントレンズと外部照明でバーコード、QRコードを始めとする2次元コード、RSS/RSS合成シンボルまで幅広い読み取り対象物に対応―などの特徴を持っている。