立花エレテックの2011年3月期第2四半期連結決算は、FAシステム事業、半導体デバイス事業が大幅に伸長。さらにクリーンエネルギー分野に注力した結果、売上高551億2000万円(前年同期比24・3%増)、営業利益13億6200万円(同448・6%増)、経常利益16億4300万円(同373・5%
増)、四半期純利益7億7800万円(同269・2%増)と大きく回復している。
セグメント別売上高は、FAシステム事業がサーボ、インバータ、PLC、表示器などの主力製品が大幅に伸長、さらに大電社が連結子会社となったことが売り上げに寄与し、263億1600万円(同27・2%増)となった。
半導体デバイス事業は、車載分野や家電製品向けにマイコンや専用ICなどが好調に推移、また産業向けにLED発光素子が伸長して、202億500万円(同31・5%増)となった。
情報通信事業は22億3200万円(同12・0%増)、施設事業46億700万円(同3・1%減)となり、ソリューション事業は3億600万円(同137・2%増)と伸長、海外事業は14億5000万円(同3・3%増)となった。
通期は売上高1131億円(同16・8%増)、営業利益25億円(同141・2%増)、経常利益30億6000万円(同127・5%増)、純利益16億2000万円(同98・8%増)を予想している。