ワゴジャパンは好評発売中のプログラム可能型Ethernet対応リモートI/O750シリーズを三菱電機製PLC「Qシリーズ」と通信可能にするサンプルプログラムを開発した。同社Webサイトで無償ダウンロード可能(www.wago.co.jp/io↓ダウンロード↓Ethernet‐アプリケーションCodesys用)↓MCプロトコル通信。
プログラミング可能型のワゴI/Oシステム通信ユニットであれば、MCプロトコル対応ソフトウェアをインストールすることでQシリーズのEthernetインターフェースユニットを介して、シーケンサとの通信が行える。I/Oシステム側でシーケンサのレジストリに対してデータの読み書きを行うためマスタ側の負担を軽減でき、またリモートI/Oとして動作するほかシーケンスプログラムを書き込むことで、マスタとの通信を行いながらスレーブ側での分散制御が可能となる。
750シリーズはモジュール式I/O構造により、さまざまな入出力を同一ノードに混在して集約でき、ノード数と配線長を削減できる。2~16点デジタル入出力、2・4点アナログ入出力、パルスカウンタ、インクリメンタルエンコーダ、RS―232・485、熱電対(K、T、J、E)、測定温度抵抗体(PT100、1000)など200種類以上のモジュールを組み合わせることが可能。
(http://www.wago.co.jp)