ヒルシャー・ジャパンでは、産業用機器を短期間かつ低コストでCC―Linkに対応させるための通信I/F製品を各種提供している。
オリジナルのマルチプロトコル産業用通信SoC「netX」を中核として、組み込みモジュール、PCカード、ゲートウェイといった製品群から各ベンダーは自社製品の仕様に合ったタイプを選択することができる。
いずれもCC―Link対応ファームウェアを提供しており、ホストI/FにDPRAMを採用しているため、製品ベンダーはCC―Linkの詳細仕様を把握しなくても開示される技術情報と無償提供されるCソースのファンクション集を利用することにより極めて効率的に専用ドライバーを作成できる。
「netX」」はARM9及び各種ペリフェラルを内蔵し、CC―Link通信コンパニオンチップとしてだけではなく、ユーザーアプリケーションの実装も可能である。
また、独自のアーキテクチャーによりファームウェアを交換するだけで、各ベンダーは共通のプラットフォームで大きな設計変更を伴わずに、その他のフィールドバスやリアルタイム・イーサネットにも対応させることができる。
各プロトコル準拠の物理層まで実装された組み込みモジュールやPCカードでは、より簡単に各市場の要求にあったマーケティングを迅速に行える。
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