電子部品製造・販売のダイトエレクトロンは、11月19日、大阪市淀川区の本社会議室で「マシンビジョンソリューションセミナー
in
Daito」を開催した。
同セミナーは、CCDカメラなど同社が取り扱う最新の画像機器類を、様々なソリューション例を交え紹介するもの。同社が本格的に主催する初めての画像機器セミナーで、当日はメーカーなど関係者を含め、約100人が参加した。
セミナーの冒頭、同社専務・西弘之営業本部長は「当社の画像機器事業はソニーのCCDカメラの販売からスタートした。現在は取引先メーカーや取扱機種・システムが拡大し、製品販売からコンポーネントまで手がけている。画像機器を取り入れる分野も拡大し、セキュリティ分野などを中心に市場が拡大、当社も国内を中心に60億円規模のビジネスに成長している。今回のセミナーは各種のソリューションも取り入れた内容である。今後、自動化・省力化に貢献するシステムとして、提案営業を行っていきたい」とあいさつした。
セミナーの主な内容は次の通り。
フォトロン「波形と映像のコラボ
一次元センサと高速カメラの融合」、デル「Dell
プレシジョンシリーズの実力」、ダイトセンソー「Camera
Link・GigEケーブルの使用時のポイントと次世代のI/F動向について」、キヤノンITソリューションズ「MATROX社製品ロードマップとキヤノンITSの考える画像処理未来」、シーシーエス「ラインカメラ向けライティング技術と新製品の紹介」。
なお、セミナーとともに、実機やデモ例が展示された展示デモも併設された。